Aromatherapy Note

アロマテラピーの歴史

現代

ヨーロッパ

  • フランスでは主として精油をとして用いる方法が研究され発展した
  • フランス人科学者ルネ・モーリス・ガットフォセが化学実験中の事故でのやけどにラベンダー精油を使用した経験から精油の治療的効果を研究し、1937年「Aromathérapie」を著した Point
  • アロマテラピー」はルネ・モーリス・ガットフォセが作った造語
  • マルグリット・モーリーは精油によって精神と肉体のバランスを整えるという考えで精油を希釈したトリートメントオイルによる美容・健康法を生み出し、著書の「Le Capital Jeunesse (最も大切なもの・・・若さ)」はイギリスで多大な影響を与えのちにホリスティック・アロマテラピーと呼ばれるようになった Point

ルネ・モーリス・ガットフォセ

  • フランス人科学者で、化学実験中の事故で負ったやけどをラベンダー精油で治療した経験から精油の医療分野に利用する研究を行った
  • 1937年に研究成果を著書の「Aromathérapie」にまとめた
  • アロマテラピー」という造語を作った

ジャン・バルネ

  • 第二次世界大戦インドシナ戦争に従軍したフランス人軍医
  • 精油から作った薬剤を使い負傷者の治療を行ない、その成果を著書の「AROMATHERAPIE(植物=芳香療法)」にまとめた
  • 精油が薬剤として「役立つこと」や、「科学的領域にとどまること」に重きを置いて同業の医師や薬剤師へのアロマテラピー啓発に尽力した

マルグリット・モーリー

  • 精油を心身の美容と健康のために使用するという新しい理論をもたらし、インド中国チベットの伝統医学や哲学を研究してトリートメントオイルでマッサージする方法を編み出した
  • Le Capital Jeunesse (最も大切なもの・・・若さ)」(ル キャピタル ジュネス)に研究成果をまとめ、肉体と精神のアンバランスを正常にする方法論を提示した
  • フランスでは精油の薬理作用を重視して薬として飲用することを中心としていたため、当初著書はフランスではあまり評価されなかったが、英語に訳され出版されるとイギリスで高く評価されるようになりイギリスのアロマテラピー界に大きな影響をもたらした
  • この著書がのちにホリスティック・アロマテラピーが発展する基礎を作った

リチャード・アクセル / リンダ・バック

  • アメリカ人の博士である二人は「嗅覚システムの組織とにおいの受容体」の研究で、人間がどうやって「におい」を識別し、記憶するのかを解明し、2004年にノーベル医学生理学賞を受賞した
  • においの受容体を形成する遺伝子の数が全遺伝子の約3%であることを発見した

日本

  • 明治時代に薬酒、香水、石けんなどが西洋から輸入されるようになり、明治初期から昭和45年頃まで北海道北見市ハッカ(薄荷)が、昭和に入り北海道富良野市ラベンダーが栽培されるようになった
  • 日本においてアロマテラピーが普及する先駆けとなったのが、ロバート・ティスランドの「アロマテラピー<芳香療法>の理論と実際(The Art of Aromatherapy)」(1985年)の訳書で出版で、1990年代に入るとアロマテラピーの専門誌が創刊されるようになった
  • 1996年4月にアロマテラピーの健全な発展と普及、啓発を図ることを目的として非営利団体である「日本アロマテラピー協会(AAJ)が設立
  • 2005年AAJは「社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)となりAAJの事業を継承
  • 2012年に「公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)となり、日本で唯一のアロマの公益社団法人としてアロマテラピーの健全な普及啓蒙活動やアロマ環境(自然の香りある心地よい環境)作りを展開している

鳥居静夫

  • 東邦大学名誉教授で、「随伴性陰性変動(CNV)」という特殊な脳波を用いてジャスミンやラベンダーの興奮・鎮静作用を実証した
  • 1986年にその実験結果をイギリスのシンポジウムで発表し日本における学術的なアロマテラピー研究の先駆者として高く評価された

日本特有の「和精油」

ヒノキ」「ハッカ」「ヒバ」「クロモジ」「ユズ」「ショウガ」など日本に古くから自生する植物から作られている日本初の精油は国内外で注目を集めている。